■はじめに

先に書いておきますね。

すでにスマートフォンを購入の方々が、これから書くことを見て気分を悪くされるようでしたら申し訳ありません。

あくまでも個人的意見なのです。特定の団体を名指しして非難するつもりなど毛頭ありません。念のため。

また、すでに対策されてて実情と違ってるところがあった場合はお許しください。

 

 


■スマートフォンがはやってますが...

 

個人的には「スマートフォン」は ほしいとは思いません。

なぜなら、

スマートフォンで無いとできないことがない

から。無理に換える理由が無い。

別にノートPCでできることだから問題にはならない、それ以上に、ハードウエアの制限からノートPCより使いづらいことも多い。文章の打ち込みが最たる例。電話をかけるんだったら、むしろ違和感たっぷり。今使ってるタッチパネル携帯でも微妙なのに。

まぁ、それを除いても、開発環境が簡単に手に入る「公開されているOS」上で動く端末より、「(基本的に)非公開OS」の端末のほうが安心だから。ということだったりします。

ココにきて突然スマートフォンが脚光をあびているようですが、個人的な斜め目線では、「開発費の安く済むキカイをたくさん売るため」に、「いろんなキャンペーン」と「長所だけの宣伝」をやった結果がうまくあたったのかなといった気がしてます。

日本人の傾向として「新しいものはいいもの」と感じることも拍車をかけていそうですが。

 

 


 ■中身についておもうこと

昨年までは、通信系のシステム開発(キャリヤ側の装置)をやってたので、関連して携帯電話自体のシステム開発の「端っこ」のほうにもタッチする機会があったりしましたが、開発費のかなりの部分は「システム変更のために必要な開発者の人件費」。

なぜ高いかというと、携帯電話のシステム(OS)がわかる人、つまり、指定のOSを利用しての電話機制御ができる人という人材が限られているから、その確保のためには当然見合った対価が必要です。一種の特殊技能というわけですね。

でも、最近は開発費の縮小で技術者に支払う予算が確保できない事情からか、技術者に対する報酬も削られてしまい、メーカー本体でも関連企業(協力会社という)でも該当スキルをもつ人を派遣するとそれだけで赤字必至な状況だったりすることも少なくない状況。

そんな中で「某検索サイトがらみのOS」が現れたおかげで、開発者に求められるスキルのハードルは一気に下がりました。極論を言えば、4月入社の新入社員でも7月には開発者になれる といったレベルです。

現代の開発者に求められるスキルとは、開発言語と開発言語の最適化、ハードウエア性能の向上、から、コードの長さは動作スピードとイコールではなくなっているので、「難しい処理でも早く簡潔に書けること」ではなく「少々長くても後で見たときにだれに理解できるコードが書けること」に重きがおかれることが多い。

むしろ「小手先の業を知らない初心者」の書くコードのほうが後々のメンテナンスがやりやすいと判断されることまであります。

まぁ、理路整然としたコードをかくこともなかなか初心者には難しいのですが、「クセ」のついた技術者よりはましですからね。(一見見ただけでは何やってるかわからない「小手先のワザ」を使いたがりますからねぇ。)

そんなわけで、メーカー側から見ると、使用料(ライセンス料)を『払わなければいけない、使い方が公開されている無料のOSを使用すれば、売値に祖母分を考慮しなくてよいし、開発でも変更でも予算も縮小可能。

さらに、ハードウエアにOSをあわせこむ(ポーティングともいう)作業もやってもらえたりするので(タダでは無いでしょうけど)さらに開発が楽になりますね。たとえ正しく動かない命令があってもクレームをつけるだけでOK。

 

 


■セキュリティの観点が...

 

そんなわけで、素人さんでもそこそこ動作するプログラムを載せることも可能な状態で、当然、メーカー側が作るアプリも同じ土俵にありますが、差があ るとすれば、その信頼性(=どれだけのケースについて動作検証して提供したか)になります。 そこだけは、どうしても個人プログラマーとメーカーとの差が 出ます。

そんなわけで、当然、不正なプログラムを作成する環境も公開されているので、そんな人から見れば、いわゆる「ネットの常時接続されたPCと同じ」ともいえます。

というわけで、いまのPCを取り巻く環境がそのまま当てはまるわけです。代表はウイルス被害。

各社、スマートフォン用の対策ソフトを出してますが、PCでの状況を考えれば完璧とも言い切れないのが現状。通話を主体とする機器なだけに、盗聴アプリなんてものが仕掛けられた日には...

まぁ、一番ありそうなものなので真っ先にチェックされるでしょうけど、ありえなくはないかと。そのはか、いろんなデータを連携させられますが、その製で端末をキーに朗詠なんてことも考えなくてはなりません。

なにせ、相手はどのような手段で侵入するかわかりませんから。ある意味PCより始末に終えません。電源をOFFすることがまれなのですから。

 

 


■いろいろ書きましたが、不安だけをあおっても仕方ないので

まとめをかねて、今までいろいろ書きましたが、逆に言えば、個人的に利用するようなアプリも対策ソフトも作りやすいのは真実なわけですから、いいところもあれば悪いところもあるということを肝に銘じて、便利な携帯ツールとして使えばいいんじゃないかなぁと思います。

まぁ、今使ってる携帯電話とノートPCの両方でできないことが出てきたら考えようかなと思う自分は、まだまだ恩恵にはあづかれそうもありませんね。