ラズベリーパイをおいしく料理してみる(7)-SDカードをReadOnly化する

前回までで、RAMディスク上で動作する状態にすることが出来ました。
今回は、さらにSDカードを書き込み不可でも動作するように、つまり、完全にRAM上で動作するように設定を変更したいと思います。

追記)この後に記載したやり方ではどうやら ”pi3以降では動作しない” 様ですのでご注意を!
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ラズベリーパイをおいしく料理してみる(6)-RAM上で動作させるために設定を変更する(その2)

今回は前回の続き。RAM上で動作させるためにスワップとテンポラリの領域設定を変更しましたが、お気づきの方もいるかと思いますが、ファイル出力されるものとして大事なものがまだ残っています。そう、ログファイル です。
今回はログファイルに関する設定を変更します。
(念のため再度書きますが、これから実施する設定でGUI環境が動作するかについては未確認なのでその点はご了承ください。)

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ラズベリーパイをおいしく料理してみる(5)-RAM上で動作させるために設定を変更する(その1)

これまでの設定で(CUI環境下での)動作上の問題が無いことが確認できたところで、SDカード上で動作していることからフラッシュメモリの書き込み回数制限が気になるところ。
そこで、CUI環境での使用のみならばRAM(=RAMディスク)上で動作するようにシステムを調整できるはずなので、そのように設定してみよう。
(念のため書きますが、これから実施する設定でGUI環境が動作するかについては未確認なのでその点はご了承ください。)

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ラズベリーパイをおいしく料理してみる(2)-起動と起動直後の初期設定

OSイメージのSDカード上への展開を完了したところで、早速起動してみましょう。


1.SDカードを本体に挿す

OSの書き込みの完了したSDカードをRaspberry Pi(本体)に挿しましょう。
Type B+だと、挿したカードは本体からはみ出すことがなくなっているのでうっかり引っ掛けてしまう心配が無いのがうれしいですね。

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ラズベリーパイをおいしく料理してみる(1)-電源をいれるまえに

さて、必要な部材(特に micro SDカード)がそろったら、電源を入れてみたくなりますね。

しかし、OSイメージの展開済みSDカードがを購入していれば別ですが、手元にあるラズベリーパイは、購入直後のそのままなのでこのままでは何もできません。

というわけで、手始めに、OSのインストールからやってみましょう。

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ラズベリーパイとは

ラスベリーパイ とは

「Raspberry Piはカード・サイズの1ボードコンピューターで、元々は英国の学生が科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学などを学ぶ入門用として設計されたものだったのだが、手頃な価格(35ドル程度)も手伝って、ホビー用途としても人気がある。」

 と説明されるように、LinuxベースのOSも動作する、日本でも数千円で入手できる安価なマザーボードです。

さらに、標準で、ディスプレイへの接続用のインタフェース(HDMI、コンポジット)、音源、USBコネクタ、I/Oインタフェースを実装しているため、購入直後もそのままでキーボード、マウス、ディスプレイを直接接続できるので、OSのセットアップ時を含めて直接ディスプレイ上で確認しながらの実施できる仕様になっています。

このため、安価なLinuxPCともいえるため、マイコンに比べても低いハードルで組み込み向けプログラム開発環境が用意できるようになっています。

くわしくは http://ja.wikipedia.org/wiki/Raspberry_Pi (Wiki)